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改善活動におけるPDCAサイクルとDX導入について

組織やビジネスの成長と変革を促進するために、PDCAサイクルとDX(デジタルトランスフォーメーション)は密接に関連しています。

PDCAサイクルとは問題解決やプロセス改善を通じて持続的な改善を実現する手法であり、
DXはデジタル技術を活用して組織全体を変革し、競争力を高める取り組みです。

この両者を組み合わせることで効果的な変革と持続的な成長につながります。

PDCAサイクルとDX導入

Plan(計画)

DXを進める上で、まずは組織のビジョンや目標を明確にしDXのための計画を立てる必要があります。

「Plan」では、改善すべき課題や目標を特定しデジタル技術の活用方法を計画します。

課題と目標を明確化するには、製造ラインであればIE分析などによる現状把握と作業や設備稼働の数値化が重要です。

数値化を疎かにすると改善による費用対効果を計算できずに投資判断を誤ってしまうケースが発生します。

→IoTソリューションの詳細はこちら

→設備装置管理ソリューション SetsuVisionの詳細はこちら

 

Do(実行)

「Do」段階では、Planで立てた計画を実行に移します。

DXではデジタル技術を実際に導入し、ビジネスプロセスやサービスを改善を進めていきます。

とはいえ最初から全ラインに導入してしまうのにはリスクもあります。

特にAIを活用した自動化・データ分析・クラウドコンピューティングの導入などで最初から想定した結果が得られるケースはあまり多くありません。

試行錯誤を繰り返しながらあるべき姿に近づけていくことがほとんどです。

そのためまずはPoC(試行)から初めて効果を確認しながら横展開を図ることになります。

Check(評価)

DXにおいても、デジタル技術の導入や変革の効果を評価する必要があります。

「Check」では入したデジタル技術の成果を定量的・定性的に評価し、目標達成に対する進捗を把握します。

例えば設備の稼働率を定量的に評価する場合、評価対象となる設備を選定してIoTで稼働率を見える化し、稼働率の改善を数値で把握することで費用対効果額を算出します。

稼働率を見える化する設備管理ソリューション「SetsuVision」の稼働管理については、こちらの記事もご参照くださいませ。

→IoTソリューションの詳細はこちら

→設備装置管理ソリューション SetsuVisionの詳細はこちら

Act(改善)

DXは持続的な変革を促進するものであり「Act」とも密接に関連しています。

DXにおいても評価結果をもとにIoT/IT導入の横展開をしたり、さらなる改善や最適化を行い変革を進めることが重要です。

 

さいごに

PDCAサイクルとDXを組み合わせることで、デジタル技術を戦略的に活用し、迅速かつ効果的な変革を実現できます。

DXによって組織の柔軟性は高まり、顧客志向のサービス提供や競争力の強化が可能になります。

KISではこのPDCAを高速に回すための各種ソリューションをご提供しています。

本格的にIoTを導入する前段階であるコンサルティングやPoC導入の機器貸出し、

評価のご支援もおこなっておりますので、気軽にお声がけくださいませ。

→IoTソリューションの詳細はこちら

→お問い合わせはこちら

 

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