HACCPrizeとは
HACCPrize(ハサップライズ)は、食品製造業様のHACCP対応を支援するソリューションです。
IoTやPLCを活用して管理基準(CL)のデータを収集し、重点管理点(CCP)に対する継続的な管理・記録を自動化して、食品の安全性確保と管理効率の向上、作業負担軽減に役立ちます。




HACCPとは
食品等事業者自らが食中毒菌汚染や異物混入等の危害要因(ハザード)を把握した上で、原材料の入荷から製品の出荷に至る全工程の中で、それらの危害要因を除去又は低減させるために特に重要な工程を管理し、製品の安全性を確保しようとする衛生管理の手法です。
※厚生労働省サイトより

HACCP対応が
完全義務化

HACCP導入時の問題点
HACCPでは正確な記録を
保存することが大切です
記録はHACCPを実施した証拠であると同時に、製造した食品の安全性にかかわる問題が生じた場合に製造工程や衛生管理の状況をさかのぼり、原因を追究するための手助けとなります。
厚生労働省「食品製造におけるHACCPの手引書」より

重要管理点の管理・記録・記録の保管は、
製造現場への負担増が懸念されます。
HACCPに対応することで、これまで以上に製造に関わる「監視・記録・記録の保管」が発生します。そのため作業にあたる従業員の負担が増えてしまう、溜まっていく記録をどう保管していくのか、また記録の正確性をどう確保していくのか、などが企業の新たな課題となってしまいます。


従業員の問題点





記録・保管の問題点





データ取得の問題点





HACCPrizeの導入・管理イメージ
HACCPrizeを導入することで、IoTやPLCを活用して管理基準(CL)のデータを収集し、重点管理点(CCP)に対する継続的な管理・記録を自動化して、食品の安全性確保と管理効率の向上、作業負担軽減に役立ちます。


管理基準(CL)の自動収集
開始時刻 終了時刻 | 加熱時間の自動算出 |
---|---|
温度 | 加熱中の温度自動算出 |

より正確な管理基準値を自動収集
ヒューマンエラーの防止

電子データで一元管理
過去データの参照も容易

トレーサビリティの向上
書類保管場所の確保不要

利用者が設定できる
ダッシュボードとアラーム通知
お客様自身で設定可能

管理機能向上
HACCPrizeの特徴

より正確な管理基準値の収集
製品加工の開始・終了タイミングと加工中の管理基準値を自動収集。
「みなし」ではなく精度の高い値を確認できます。

データ収集自動化
IoTセンサーやPLCから定間隔でデータを自動収集。作業員の工数削減につながり、人作業に比べデータの正確性も上がります。

トレーサビリティ向上
収集した管理基準値をデータベースに登録・保管してデータを一元管理。
過去データの確認も容易です。

異常に即対応
管理基準値が条件を満たさなかった場合、記録に残しすぐにアラート通知。

データをいつでもどこでも確認
パソコン・スマホのブラウザからいつでもデータを確認でき、CSV出力にも対応。

システム構成
お客様の設備・工場の環境に合わせた柔軟なシステム構成に対応いたします。
HACCPrize画面イメージ



KISのIoTソリューション
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【設備装置管理ソリューション】
SetsuVisionIoT×AIで設備の状態を見える化。
設備保全活動の精度を上げ、
工場の生産性アップにつなげます。 -
【アナログメーター自動認識システム】
C-Sight日々のメーター点検作業を
カメラと画像解析技術で無人化できる
サービスです。
離れた工場や危険な場所でも移動ゼロで
安心して検針作業ができます。 -
【原因分析支援システム】
Auto-KPI製造データを自動収集し、
原因分析のナレッジ(経験則)を
ロジックツリー(関連図)で見える化。
誰もがより早く品質異常の原因に
たどり着けるようサポートします。 -
【HACCP管理基準自動収集】
HACCPrizeIoTでHACCP管理基準データを
自動収集・記録・管理し、
食の安全性確保と管理効率向上を
ご支援します。
