IoTAuto-KPI

原因分析支援システム

Auto-KPIとは

製造データを自動収集し、原因分析のナレッジ(経験則)をロジックツリー(関連図)で見える化!

Auto-KPIは品質異常の原因究明を支援・可視化するツールです。
作業員が経験値として頭の中にもっているノウハウをKPI関連図として登録しておき、そこにシステムが自動で集めてきた各種製造データを流し込んで見える化、アラート判定。
原因究明までデータ分析作業を自動化し、PDCAの高速化をめざします。

CASE

製品の品質異常が発生すると、最初に異常発生の原因分析が求められます。
この原因分析では生産・品質・設備などいくつもの関連部門から製造データを持ち寄って突き合せ、
関係者会議で意見やノウハウを出しあって進めていくケースが多いのではないでしょうか?
この方法は原因分析作業の大部分を「人」に頼っているため、分析結果が個人のナレッジに左右されたり、
集計や会議開催に時間がかかってしまうなどの問題点があります。

  • 製造に関する各データがバラバラに保存されている
  • 手作業で分析データの集計やグラフ化を行っている
  • 原因分析会議のたび時間も手間もかかっている
  • 原因箇所の予測をベテランのナレッジに頼ってしまう
FEATURES
01 FEATURES

ノウハウの図式化によるナレッジの共有・継承

個人や組織が持っているノウハウを関連図として登録しテンプレート化。
これまで作業者の頭の中にあった原因究明プロセスをデータ化することで、作業者による分析結果のムラをなくし、組織内でのナレッジ共有と継承につながります。

02 FEATURES

製造データを自動収集・見える化

様々な製造データをシステムが自動収集し、折れ線グラフや棒グラフ、散布図、バイオリンプロットのほか、グラフ同士を重ね合わせた複合グラフやヒートマップなどで多彩に見える化。
手作業での集計作業に比べ原因調査の工数削減と高速化につながります。

ヒートマップで複数データの相関関係の強弱を色で見える化!これまで気づけていなかった新たな相関関係を自動検出します。
バイオリンプロットで確率密度を見える化!
折れ線グラフで時系列の変化を見える化!
EFFECT

従来の原因調査

  • ・原因調査の工数が大きくなってしまう。
  • ・集計や分析にも時間がかかるため
    調査結果を出すまでに日にちが経ってしまう。
  • ・経験が少ないメンバーでは
    原因箇所の予測が難しい。

Auto-KPI導入後の調査

  • ・会議や調査にかかる工数削減
  • ・最新データを自動収集・分析するので
    原因調査にすぐ着手が可能
  • ・ベテランのナレッジをロジックツリー(関連図)
    として登録。
    誰でも原因調査が進められる。

Auto-KPIは特許を取得しています!

当社のAuto-KPIは製造工場・ライン等の生産性や品質向上を目的に以下の概要に対する特許を取得しております

  1. 1.KPI(管理指標)管理図による、個人(熟練工)・組織間のノウハウ共有のテンプレート提供、問題把握・解析手順の関連性登録。
  2. 2.KPI総当たりでの相関性分析によるKPI関連性(関連図)の自動生成。
  3. 3.製造条件、在庫自動調整などへのフィードバック制御システムへの発展。

(特許第7095988号 株式会社フュージョンテクとの共同開発)

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