KISがEdgecross SIパートナーに登録されました!設備のPLCからデータを取得して見える化に活用できます。
KISがEdgecrossのSIパートナーに登録されました!
設備からのデータ取得の手段として新たにEdgecross(エッジクロス)をご提供できるようになりました。
設備の新旧や製造メーカーの垣根を越えて様々なPLCから設備データを取得でき、
より柔軟で高品質なIoTソリューションをご提供が可能になります。
PLCとは?
PLC(Programmable Logic Controller)とは、製造設備を制御するためのコントローラーのことで「シーケンサ」という名称で呼ばれることもあります。
※シーケンサは三菱電機株式会社のPLCの商品名です。
工場の制御盤内に設置され、プログラムに従って製造設備や機械の動きを制御しています。
PLCのデータを工場の見える化に活用する
前述したとおりPLCは製造設備や機械の動きを制御する役割を持っています。
視点を変えると、製造装置をコントロールするためにそれ自身の中に「稼働開始・終了」「製造個数」「エラー情報」などの正確なデータを持っているのがPLCなのです。
PLCからこれらの装置データを自動で取得することができれば、工場の見える化を強力に進めることができます。
Edgecross(エッジクロス)とは
EdgecrossはFAとITを協調させるエッジコンピューティング領域のソフトウェアプラットフォームの名称です。
Edgecrossコンソーシアムという団体によってEdgecrossの仕様策定・普及推進が行われています。
Edgecrossコンソーシアムは、企業・産業の枠を超え、エッジコンピューティング領域を軸とした新たな付加価値創出を目指して2017年11月に設立されました。
→Edgecrossコンソーシアムの公式WEBへ
2022年の現在では会員企業は380社を超え、オムロン株式会社、トレンドマイクロ株式会社、日本電気株式会社、日本アイ・ビー・エム株式会社、日本オラクル株式会社、株式会社日立製作所、三菱電機株式会社の7社が幹事会社となってコンソーシアムを運営しています。
Edgecrossはこれら多数の会員企業から提供されるデータコレクタやITゲートウェイ、エッジアプリケーションなどを組み合わせることでメーカーの垣根を超えた生産現場のデータを収集・連携・処理できるシステムを構築することができます。
PLCデータの活用例
PLCからデータを取得したデータはどのような場面に活用できるのでしょうか?
以下3つの活用例を紹介させていただきます。
製造装置の稼働管理
作業の開始・終了時間を取得して作業時間を算出
→正確な稼働時間と非稼働時間がわかり、稼働率改善のヒントになります。
品種による作業時間ばらつきの見える化
作業の開始・終了時間とともに製造した品種と個数を取得
→品種ごとの平均作業時間を把握し、効率的な生産計画の立案に役立たちます。
エラー情報の分析
エラーの発生時刻や解除されるまでの時間、エラーコードなどを取得
→エラーの発生状況を把握し、エラー対策の対応優先度決定・効果時間算出の材料になります。
設備データ活用はKISにお任せください。
Edgecrossを使ってPLCから取得したデータの見える化は当社の設備管理ソリューション「K-EMSシリーズ」にお任せください。
K-EMSシリーズではPLCからでは取得できない装置のデータもIoTセンサーを活用してデータを取得し、同K-EMS上に表示することができます。
古い装置のアナログメーターなどもC-Sight(アナログメーター自動認識システム)で値をデジタル化して取り込み可能です。
IoTの新規導入から、導入済みシステムとの連携までお気軽にKISにご相談ください。